神即自然
kami soku shizen
148×210×15mm (A5サイズ)
全カラー ページ数144P(作品数68)
ソフトカバー
表紙には麻落水紙を使用しています。
この世の果てで清めた水晶のさざれ石ブレスレットをおつけいたします。
blog 神即自然
book 神即自然
2022年に出版したアートブックの新装版です。
2024年、精霊の森というアートブックを出版して受注作業をしていたとき、タイトルも表紙もまったく違うのに神即自然を四冊も誤発注してしまった。こんな凡ミスはちょっとありえないし、発注したことさえまったく覚えていなかった。だから妙に引っかかっていた。
思い当たるのはそのとき周りに神々が集まってきている気配を感じていたこと、この世の果てと呼んでいる場所には、頻繁にマリアさまが出現していた。きっと霊界からの力が顕在意識の壁から染み出していたのだろう。覚えていないような凡ミスや妙に引っかかるような出来事があるときは無意識からのメッセージ、高次元からの情報は自分では気づけないことがあるから栞を挟んでくれたのだろう。
前アートブックは物体としてはとても気にいっているのだけど、装丁を凝りすぎたため結界が強すぎてちょっと開けにくい。これはこれでよしとして、すこし補正したいところもあるので読みやすい新装版に作り直してみようと考えた。
文庫からA5にサイズアップ、内容もすこし入れ替えて、すべての作品に加筆、原画の雰囲気を壊さないようにハイライト(光)を入れた。一番気になっていたのがこの殉教者、これだけは強く光を入れた。
龍にはいつも必ず霊(たま)が入ってくる。なぜそうなるのかはわからない。
原画を整理していたとき、なぜか最後の四枚の絵が行方不明に。いくら探しても見つからず、ふと閃いて映色に彩色を重ねて新たに描きなおしてみたらすごく綺麗に。此方の方が前よりずっといいなと満足した直後に、行方不明だった原画が見つかった。まるで見ていたかのような不思議なタイミング、直感を与えるために隠れていたのだ。
岩屋にお隠れになっていた天照が岩戸をそっと開けたのは、外があまりにも賑やかで楽しそうだったから。内なる神々は心が創造する喜びに満たされて輝いていると、自然にその光に誘われて表にも現れる。自灯明で心を照らせば、世の中もみるまに明るくなる。
手に取って読みやすくはしましたが、タイトルと最後のページ以外に、個々のタイトルや画材などの文字情報は一切ありません。今回は作者名も排除しました。ぜひ作品そのものに出逢って創造主との接点(無限遠点)を探してみてください。
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